埼玉県最大級のイベント会場です。
今日は、埼玉県さいたま市にある「さいたまスーパーアリーナ」の座席、席ごとの見え方を紹介します。
さいたまスーパーアリーナの座席図
最初に、座席図から紹介します。
この座席図は、アリーナ席とスタンド席(200レベル)のみです。スタンド席(300レベル~500レベル)は、あまりに広くて作りきれませんでした。
座席図(アリーナ席)
アリーナ席、つまりリングサイド席の座席図です。
一般的には東西南北で方角を示しますが、さいたまスーパーアリーナではあまり方角表記を用いないようです。この場合、正面側がA席で花道側がC席でした。左右はB1、B2と分けていましたが不明確なので表記はしておりません。
座席図(スタンド席)
公式のサイトは座席番号での検索、拡大縮小など思いのままに調べることができます。分かりやいのでご活用ください。
座席ごとの見え方
次に、リングがどのように見えるのかを、座席ごとに写真で紹介します。
アリーナ席
アリーナ席は、リング近くの床が平らになっているところです。固定席ではないので、イベントによって椅子の並べ方が変わります。
リングが近いので臨場感抜群ですが、床が平らで座席の前後に段差がありません。前に座る人の座高によっては見えにくいこともあります。
特に後ろのほうだとまったく見えないなんてこともありえます。どのように見えるのか、これらは当日に実際に座ってみないと分かりません。少しばかり注意が必要な座席です。
スタンド席(200レベル)
ここからは、スタンド席です。すべて固定席なので座席の位置が変わることはありません。また、前後に段差が付いているので、リングが見えにくいなんてこともないでしょう。
レベルというのは、さいたまスーパーアリーナ独自の座席の呼び方で200~500レベルまであります。200レベルがいわゆる2階スタンド席で、300レベル以降はその上の座席です。下2桁は方角です。時計回りに番号が振られます。
前列(スタンドS)
前のほうの座席です。前列なのでリングが近いです。場所よっては、アリーナ席の後方より近いです。
前列は移動式のひな壇になっています。
移動式なので完全に収納することもできます。興行によっては設置されないこともあります。
中列(スタンドA)
中段あたりの座席です。このあたりから、リングまで距離を感じるようになります。
後列(スタンドB)
2階席の最後列の座席です。さすがに遠く感じますね。全体の雰囲気は感じやすいと思います。
スタンド席(300~500レベル)
上のほうのフロアです。
4階の400レベルは一派的な客席ですが、3階の300レベルと5階の500レベルはバルコニー席のようになっています。他のライブで500レベルに座りましたが、かなり遠かったです。ほぼスクリーンばかり見ていました。
車椅子席
今回は確認できませんでしたが、アリーナ、200レベルなどに車椅子席があるようです。詳しくは下記サイトを御覧ください。
椅子の座りやすさ
さいたまスーパーアリーナで開催されるのは、ほとんどがビッグマッチなので、4時間以上に及ぶことがあります。そんなときに重要なのは、椅子の座りやすさです。
アリーナ席の椅子
見た目は普通のパイプ椅子です。ライブのときに座りましたが、見た目通りの座り心地でした。ドリンクホルダーもありません。適度に休憩を挟んでおいたほうがいいでしょう。
スタンド席の椅子
スタンドの椅子はクッションが効いていて座りやすいです。嬉しいのは前後の間隔が広いこと。男性でも脚を伸ばして座れます。ドリンクホルダーも付いています。
VIP席の椅子
ところどころに通常席より豪華なVIP席があります。さらに、ラウンジやVIPルーム・スイートルームといった個室もあるようです。
注意点
飲食物の持ち込み
飲食物の持ち込みは禁止されていませんが、実際に持ち込めるかはイベントの主催者に任されているようです。イベントごと注意事項を読むようにしてください。
座席からの距離
アリーナモード(後述)では、会場が縦長になります。なので、同じ席種でもリングが遠かったり近かったりします。
極端な話、ひとつ座席のランクを落としたほうがリングに近いこともあります。購入時によく調べておくようにしてください。
会場が広い
さいたまアリーナは、2~3万人が収容可能な大会場です。そのため、会場入り口から座席につきまでかなりの時間がかかります。時間に余裕を持って行動するようにしてください。
可動式の客席について
さいたまスーパーアリーナは、イベントの規模によって会場の広さを変えることができます。どういうことでしょう?下図をご覧ください。
上図は約22,500人収容のアリーナモードの座席図です。約37,000人収容のスタジアムモードでは、赤い矢印のように青色の座席が下にスライドして、客席が広くなります。
下がアリーナモード時を、反対側から見た写真です。
奥の黒いところが収納している座席です。このようにさいたまスーパーアリーナは、イベントの規模によって広さを変えることができるのです。
この反対側をコミュニティアリーナとして、単独でイベントを行ったり、サブアリーナとして使うこともできます。
しかし、広さを変えるのはかなりの手間のようで、スタジアムモードの客数を見込めたとしても、アリーナモードでイベントを行うことが多いです。
アクセス・行き方
会場への行き方を紹介します。
電車で行く
最寄りの駅は、上野東京ライン・京浜東北線「さいたま新都心駅」です。
改札口は一つで、改札を出たら左に曲がり、次に右に曲がると入り口が見えてきます。
駅のホームから見えていますし、多くの人が集まっているはずなので、迷うことはないでしょう。混雑しているときは、他の駅を使っても構いません。埼京線の北与野駅からも徒歩圏内です。電車の接続を調べて、使いやすい駅をご利用ください。
車で行く
車で行く場合は、首都高速埼玉新都心線「新都心」出口からすぐです。
駐車場は「さいたまスーパーアリーナ駐車場」や「けやきひろば駐車場」があります。ただし、イベントのときは道路、駐車場ともに混雑していますので早めに出発する、もしくは公共交通機関を使用することをおすすめします。
近辺のコンビニ、飲食店
コンビニ
さいたま新都心駅にニューデイズ、途中のビルの中にローソンとセブンイレブンがあります。
ただし、めちゃくちゃ混んでいるはずです。飲み物を買う程度であれば、他の店で買っておくことをオススメします。チケット発券などは他の店舗でやっておいたほうがいいでしょう。
会場内の飲食店
会場内には、レストラン、軽食、ドリンクなどの店が入っています。店舗の利用は、イベントごとに変わるようです。
会場外の飲食店
駅前にロイヤルホスト、エクセルシオールカフェがあります。駅横の商業施設「けやきひろば」の中には約20の飲食店が入っています。
しかし、数万人規模のイベントの場合、どこも混雑しています。まずは「並ぶ」と考えておいたほうがいいでしょう。駅の反対側には「COCOON CITY」があります。こちらは多少空いているかもしれません。
イベント終了後の居酒屋はさらに混んでいます。人数にもよりますが、予約がないと入れないと思います。私はどこも入れず、やむなく隣の大宮駅に移動したことがあります。それくらい、どこも入れません。
近辺のホテル
会場周辺には、たくさんのホテルがあります。それでもイベント規模によっては満室になることもあるのて、早めに予約しておくことをおすすめします。
例え満室でも、大宮や池袋・新宿などに範囲を広げれば、どこかは空いていると思います。
さいたまスーパーアリーナでプロレスを見よう!
「プロレスを見よう」とは言いましたが、今のところこのクラスの会場でイベントができる団体は多くありません。
景気がよくなって、当たり前のようにここで試合ができるようになってほしいです。