インディープロレスの聖地といえば、新木場1stRING(ファーストリング)です。
今回は、そんな新木場ファーストを座席、アクセスを紹介いたします。
新木場ファーストの最寄り駅、アクセス

新木場ファーストの最寄り駅は、JR京葉線、りんかい線、東京メトロ有楽町線の「新木場」駅です。
3つの路線が乗り入れていますが、いずれも改札口は一つです。カレーショップ「C&C」とドトールコーヒーの間にある、長い長いエスカレーターを降ります。

地上まで降りたら、折り返して左に居酒屋や松屋を見ながら直進していきます。

横断歩道を渡り地下鉄の線路沿い(この辺りの地下鉄は地上を走っています)にしばらく歩きます。

すぐに「新木場1stRING」の看板が見えてきます。右に曲がりましょう。

曲がると、すぐに右前方に見える黒い建物が「新木場1stRING」です。

写真じゃ分かりにくいですが、試合がある日はちょっとした人だかりができているはずです。

ここがインディープロレスの聖地「新木場1stRING」です。
常設の売店はありませんが、団体によってはビールを販売していることがあります。
写真では駐車場があるように見えますが、これは関係者専用です。車でご来場の方は近隣の駐車場を利用しなければいけません。
新木場ファーストの会場の特徴

新木場ファーストはあまり広くありません。中に入ると、すぐリングがあります。
これは有名な話ですが、新木場ファーストではなぜか東西南北の表示が真逆。本当はひな壇のあるほうが北側でステージのあるほうが南側なのですが、ずっとそのままの状態。
なので、新木場ファーストに限っては自分の磁場を逆転させて観戦するのが吉です。
新木場ファーストの座席
新木場ファーストでは下記のように座席をカテゴリしていることが多いです。

- S席、スーパーシート、社長と心中シート
- A席、イス席、怨霊憑依シート
- B席、指定席、先輩ギンギンシート
もちろん団体ごとに座席の呼び方は変わってきますが、おおよそこのような感じです。
最前列がもっとも良い席で、2列目~3列目が次に良い席、それ以外の席はその他の価格の座席と考えて良いでしょう。
それでは、座席ごとに特徴を見てみましょう。
S席、スーパーシート、社長と心中シート
S席は、ほとんどが最前列の座席です。

とはいえ、会場自体がそれほど広くはないので、他の会場に比べるとそのプレミアム感は少し薄いかもしれません。でも、やっぱり最前列は見やすいし、ワクワクしますよね。
ちなみに、新木場ファーストは玄人客が多いので、場外戦がかなり荒っぽくなります。
他の会場では使われないような水や虫や○竹なんかも遠慮なく観客席目掛けてまき散らかされるので注意が必要です。
新木場ファーストでは自分の身は自分で守るしかないのです。
最前列席は、座っているパイプ椅子がリングサイドのマットにめり込んであることもあるくらいリングが近いです。

かなり間近で選手の活躍を見ることができます。
A席、イス席、怨霊憑依シート

たま~にS席と区別されないときもありますが、だいたいはリング周辺のパイプ椅子の席を指します。
改めて説明するまでもないくらいリングにめちゃくちゃ近いです。
東京ドームや両国国技館だと数万円クラスの距離の座席が数千円で購入できるのですからお得ですよね。
西側と北側(新木場方角)は二列編成、東側と南側は参列編成となっています。あまり特筆するべきことはありませんが観やすいです。

試合にはあんまり関係ありませんが、新木場1stRINGは、冬場は少し寒いです。

S席、A席ともに座席は折りたたみ不可の椅子が使用されています。
B席、指定席、先輩ギンギンシート

南側
入って南側は、段差に沿ってA~Eまでの、5段からなる座席が設置されています。

番号は、東側から順番に振り分けられており、A~D段までが24番まで、最上段のE列だけが20番までとなっています。
座席とはいえ、板に簡素なクッションが敷き詰められているだけなので、座り心地はあまりよくありません。長時間の観戦は、お尻が痛くなります。


段差の勾配はかなり急なので、前に座っている人の頭が邪魔で試合が見えづらいということはほぼないでしょう。
そのぶん、小柄な方は足が地面につかないということがあるので注意が必要です。
北側

北側の席は前列1~2列目以降は、少し高いステージ上に設置されています。そのため、リングと同じ高さから観戦ができます。
ステージ上の最前はとても見やすいです。
これは、全席に共通して言えることですが、全てにおいてドリンクホルダーのような洒落たものは付いておりません。
だいたい近くのファミリーマートで買ったアルコールを持ち込んで飲みながらの観戦になりますが、その場合は手に持ったまま、もしくは下に置いての観戦です。
花道

新木場1stには花道が最初から設置されています。
通常、北側から選手は入場し、この花道を通ってリングに入ります。

たまに、花道上で場外乱闘が行われます。
新木場ファーストの飲み物・食べ物
新木場ファーストでは、会場への飲食物の持ち込みが自由です。
会場内には、常設の売店がないので、近隣のコンビニで事前に買っておくのがおすすめです。

新木場駅のエスカレーターを降りたところにあるファミリーマートが、主な調達先となるでしょう。
他にもコメダ珈琲やロッテリア、松屋にラーメン屋などがあります。前述しましたが駅の構内には、カレーショップ「C&C」がありますし、ドトールコーヒーもあります。
実は、新木場駅周辺は、プロレスファンが好みそうなお店が多いです。
しかし、新木場駅周辺の飲食店は閉店時間がとても早いです。夜の興行だと、試合を観終わった後は「松屋」しか空いていないということもありますので、注意してください。
団体によっては、会場前の駐車場で、プロレスラー自らが飲食物を販売していることもあります。ビールやチュウハイはもちろん、選手お手製のソーセージなんかが売っていることもあるので、試してみても良いでしょう。
新木場ファースト周辺ホテル情報
いちおう、新木場駅前にはホテルメッツがあります。
しかし、遠方から来て新木場ファースト周辺のホテルに泊まる人はいないかと思います。
もし遠方からお越しの場合は東京メトロに乗って、有楽町駅周辺まで出たほうが良いでしょう。
ザ・ペニンシュラ東京だろうと、帝国ホテルだろうと、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションだろうと、近くには一流のホテルが乱立していますので、お好みのホテルに泊まってください。
安く済ませたいのならば、夢の島内にある「BumB東京スポーツ文化館」がおすすめです。トレーニングジムも併設されているので、プロレスを見たあとのトレーニングが可能です。
新木場1stRINGでプロレスを見よう!
簡単な紹介でしかありませんでしたが、新木場1stRING(ファーストリング)を座席ごとに特徴をまとめました。
まぁキャパが300人程度なので、どの席を選んでもリングサイド周辺であることに変わりはありません。少し前の座席に変わるだけで数千円が余分にかかるのであれば、あえて後ろの席で見ても良いでしょう。
ただし、最前席とはいえ、他の会場の最前席に比べると格安な値段で確保できますので、一度プロレスを最前席で見てみたいという人には良いかもしれません。
自分に合った見方で、プロレスを楽しんでください。
開館:2004年3月
収容人員:284人
延床面積:349.20m2
用途:格闘技、プロレス、イベント
運営:株式会社ウエストコーポレーション
所在地:東京都江東区新木場1-6-24