東京都足立区・東京武道館に行ってきました。
足立区民にとって東京武道館は、「二十歳のつどい」の会場として欠かせない場所。
足立区出身、新日本プロレスの内藤哲也選手やBUSHI選手もそれは同じことでしょう。
今回は、そんな東京武道館の座席、見え方、アクセスを紹介します。
東京武道館の座席図
東京武道館は、大きくアリーナ席と2階スタンド席の2つに分かれていて、2階スタンド席の後方は3階につながっています。
アリーナ席はパイプ椅子が平らな床面に並べられており、後方になるほどリングが見にくくなります。
スタンド席は1段ごとに段差が付いているので、どこからでも見やすいです。
それでは順番に、座席ごとの特徴を見ていきましょう。
アリーナ席
ロイヤルシート、アリーナ席などと呼ばれる座席です。
ロイヤルシート
アリーナ席
リングを四方取り囲むように椅子が並べられ、基本チケット代が高い順に前の方の座席が割り当てられています。
前から1列目、および2列目、3列目くらいまでは、迫力のある攻防を楽しめるでしょう。
反面10列目くらいになるとリングが遠く、前に座っている人が視界を遮り、試合が見えないなんてこともあるでしょう。
どのように見えるかは会場に行ってみないと分かりません。アリーナ席後方は、ややギャンブル要素の強い座席です。
アリーナ席の椅子
2種類のパイプ椅子が使用されています。
ただし色が違うだけで、同じ椅子のようです。たぶん座り心地も同じでしょう。
ちなみに、黒い椅子が前方、白い椅子が後方で使用されています。
3時間以上かかる試合を見るには、少し心もとないので、座り方を変えながら、お尻が痛くならないようにしながら見てください。
2階特別席、2階指定席
2階を総称して2階席。
その中でも前方を2階特別席、後方を2階指定席と分けています。
2階特別席
2階指定席
2階席は一段ごとに段差がついています。そのため、前に座る人に視界を遮られることなく試合を楽しむことができます。
ただしリングから距離があります。
チケット代は、アリーナ席よりも安く抑えられていることが多いです。
2階席の椅子
背もたれのみの、プラスチック製の椅子が備え付けられています。
見ての通り座り心地はあまり良くありません。こちらも適度に体を動かしながら見ることをおすすめします。
四隅上の観覧席
東京武道館では、四隅に少し変わった座席があります。
写真で見たほうがわかりやすいでしょう。
ちょっとした半個室とでもいうべき座席でしょうか。なんだか落ち着いて試合を見れそうな気がします。
他にも1人並びや3人並びの座席もあるので、探してみてください。
東京武道館の注意点
それでは、 東京武道館で試合を見るに当たり、注意しておきたい点を紹介していきます。
土足厳禁
私が見に行ったときは土足厳禁でした。
入口でビニール袋をもらい、その中に履いてきた靴を入れて自分で持ち歩きます。
会場にスリッパは用意されていなかったので、持っておいたほうが無難です。
南北と東西でリングまでの距離が変わる
東京武道館の2階席は長方形になっています。
そのため、同じ1列目でも南北と東西で、リングまでの距離が大きく変わります。たぶん倍くらい距離が変わっているかと思います。
チケットを買うときは、注意しておいたほうがいいでしょう。
2階最前列は手すりで見にくい
これは実際の写真を見てもらったほうが分かりやすいです。
座席と手すりの位置関係からか、手すりが邪魔でリングが見にくいことがあるようです。
2階席では、1列目も2列目もあまりリングまでの距離は変わりません。2列目以降にしておいたほうがいいでしょう。
四隅近辺はリングが見にくい
前項で説明した通り、2階席は長方形になっています。
さらに、東京武道館の座席はすべてが真正面を向くよう固定されています。
つまり、四隅付近では、体の向きとリングの方向が一致していません。
仮に東の90番くらいの座席に座ると、首を45度くらい左に傾けないとリングを見ることができないのです。
長いプロレス観戦、この体勢は辛いです。
東京武道館の設備、自販機など
次に、東京武道館の設備、自販機などを見ていきます。
自販機
会場内数カ所に、ドリンクの自販機がありました。
嬉しいことに販売価格は外と同じくらいです。安心して買うことができました。
さらにはアイスクリームの自販機もあります。夏場はうれしいですね。
ロッカー
大きめのコインロッカーがありました。
もともとロッカーで儲けることを考えてなかったのでしょう。無料で利用できます。
トイレ
トイレは1階、2階に数か所あります。
東京武道館付近のコンビニ、飲食店
会場周辺にはコンビニ(綾瀬駅と反対側に7-11あり)、飲食店はありません。
しかし、綾瀬駅前には「イトーヨーカドー」やコンビニ、飲食店などがあります。困ることはないでしょう。
東京 丸部商店
綾瀬駅から見て、東京武道館とは反対側になるのですが、新日本プロレスのBUSHI選手がオーナーを務める唐揚げ専門店があります。
試合前に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
東京武道館の行き方、アクセス
公共交通機関と自家用車の2パターンを紹介します。
公共交通機関で行く
まずは電車など、公共交通機関です。
最寄りは、東京メトロ千代田線「綾瀬駅」です。
公式ウェブサイトによると徒歩で約5分、直近と行って差し支えないでしょう。駅の北にある公園を抜けると目の前に見えてきます。
自家用車で行く
自家用車の場合は首都高速中央環状線「千住新橋」が最寄りです。
そこから、東京都道467号千住新宿町線を東に約8分進むと目の前に見えてきます。
東京武道館に駐車場はありますが、プロレスなどイベント開催日は、駐車場の使用ができなくなるようです。近くのパーキングなどを利用してください。
東京武道館周辺のホテル
東京武道館の周辺にはあまりホテルはありません。
アパホテル綾瀬駅前、ホテルリブマックス東京綾瀬駅前、スマイルホテル東京綾瀬駅前あたりでしょうか。
あまり数は多くありませんが、遠征民にありがたいリーズナブルなホテルが並びます。
このあたりに宿泊して、綾瀬駅前で軽く飲んで帰るなんての楽しみ方もいいでしょう。
東京武道館でプロレスを見よう!
新日本プロレスが東京武道館で興行を開催するのは、じつに22年3ヵ月ぶりのこと。
次回はいつ開催されるのかはまだ未定ですが、意外と早くに試合が行われそうな気がします。
というのも都心からそれほど遠くなく、手頃な大きさの会場だからです。
それに今のプロレス界には足立区出身のレスラーが割と多いです。
足立区出身の選手たちが主催して、合同での凱旋試合なんて企画してみてはいかがでしょう。