ゼビオアリーナ仙台に、プロレスを見に行きました。
ゼビオアリーナ仙台は、宮城県仙台市にある多目的アリーナで、プロレスの他、スポーツのイベントやコンサート、展示会などさまざまな用途に使用されています。
最大収容人数は約6,000人。近代的な設備を備えたアリーナは、音響や映像技術も充実しています。
今回は、ゼビオアリーナ仙台の座席表、座席ごとに見え方、アクセスなどを紹介していきます。
ゼビオアリーナ仙台の座席表
座席は一例です。実際の座席と異なることがあります。
ゼビオアリーナ仙台の客席は、アリーナ席、2階席、3階席の三層に分かれており、方角表記は東西南北ではなく、A側・B側・C側・D側で記されています。
1階後方にはひな壇があり、2階、3階席は段差が付いているので、どこからでも見やすいです。
アリーナ席
ロイヤルシート、アリーナ席、1階席などと呼ばれる座席です。
リングを中心に、四方へ椅子が並べられます。平らなフロアに椅子が並べられるので、後ろの席になるほど視界が遮られる可能性が高くなります。
アリーナ席のメリットは、試合はもちろん、入場などのパフォーマンスを近くで楽しめることです。特に1列目、2列目などは、プロレスの迫力を存分に堪能できるでしょう。
良い席は激戦区。確実にチケットを入手するなら、ファンクラブなどの先行抽選が必須です。
ひな壇席
ひな壇席は、移動可能な階段状の座席です。
一段ごとに段差がついているため、視界が広く、後方の席でもリングが見やすいです。リングからも近く、バランスの取れた良い席です。
アリーナ席後方よりも、見やすい場合がおおいです。
2階席
2階席は、リングよりも高い位置に設置されています。
選手がどこで戦っていても動きを把握しやすく、試合全体を広い視野で楽しむことができます。段差があるので、前方の観客に視界を遮られる心配が少なく、どの席からでも安定して観戦ができます。
試合の雰囲気を存分に味わいながら、迫力あるパフォーマンスを堪能できる座席です。トップロープの少し上から見下ろす視点になるため、写真撮影にも適しています。
3階席
3階席は、ゼビオアリーナ仙台の最上部に位置しており、広い視野で試合を楽しむことができる座席です。
高さがあるため、試合を俯瞰的な視点から楽しめます。
距離があるので臨場感は若干薄れるものの、試合全体の流れを楽しみたい方や、演出を含む会場の雰囲気を感じたい方にとって、非常に満足度の高い座席です。
車椅子用スペース
車いすご利用の方のためのスペースもあります。
イベントの主催者様が場所、席数等を決めるようなので、詳細は会場まで問い合わせください。
ゼビオアリーナ仙台の設備
ゼビオアリーナ仙台の設備も紹介していきましょう。
会場の椅子
ゼビオアリーナ仙台で使用されている、椅子を紹介します。
アリーナ席の椅子
いわゆるパイプ椅子です。
可もなく不可もなくやや狭く感じましたが、試合を見る分にはなんの問題もないでしょう。
ひな壇席の椅子
移動式のひな壇には珍しい、しっかりとクッションの効いた座席です。
ドリンクホルダーも付いていて、実はゼビオアリーナ仙台で、もっとも座り心地のよい椅子です。
ひな壇より上はしっかりと段差がついていますので、リングが見やすいです。
2階席の椅子
会場備え付けのプラスチック製の椅子で、手すりは付いていません。
ドリンクホルダーが付いていますが、席によっては足元に付いていることがあります。蓋付きのものを持っていったほうがいいでしょう。
3階席の椅子
2階席と同じタイプの椅子ですが、一部に手すり付きの椅子もあるようです。
こちらにもドリンクホルダーが付いています。
大型ビジョン
ゼビオアリーナ仙台には大型ビジョンが設置されています。
大型ビジョンは、入場時に煽り映像を流したり、試合の様子をリアルタイムで映したりします。
座席の位置によっては試合が見えにくい場合もありますが、大型ビジョンがあると、見逃しがちなシーンもしっかりと楽しむことができます。
リボンビジョン
会場壁面を囲むように帯状に設置された、全長213メートルの細長いディスプレイです。
ゼビオアリーナ仙台といえば、リボンビジョンと言っていいでしょう。その細長い形状を活かし、効果的な映像が流されます。
プロレスの会場で設置しているところはまだ少なく、リボンビジョンを活用した演出は必見です。
高品質音響設備
ゼビオアリーナはBOSE社製のスピーカーを常設しています。そのため、圧倒的に音質が優れています。
上記の大型ビジョン、リボンビジョンとの組み合わせにより、ゼビオアリーナ仙台は他の会場とは一線を画す、臨場感あふれる演出が可能となっています。
自動販売機
ゼビオアリーナ仙台にはドリンクの自販機が2台あります。
しかし、観客の数に対しては全然足りていないのではないでしょうか。
長町駅前にはスーパーがあり、また会場のすぐ側にも自販機が設置されていますので、事前に必要な飲み物を購入しておくことをおすすめします。
コインロッカー
コインロッカーも設置されています。大きなバッグやリュックは座席で邪魔になることがあります。
身軽に動けるように、必要最低限の荷物にまとめると快適に観戦できます。コインロッカーの利用も検討してください。
ゼビオアリーナ仙台の注意点
次に、観戦する際の注意しておいたほうがいい点を紹介します。
前列は手すりに注意
ゼビオアリーナ仙台の2階席と3階席前列で試合を見てると、手すりが視界を遮ることがあります。
手すりは安全のために設置されていますが、最前列ではこの手すりが視覚的に邪魔になる可能性が高いです。
気になる場合は、少し後方の席を選ぶ方が良いかもしれません。
入場は時間に余裕を持つ
ゼビオアリーナ仙台は約6000人を収容できる大規模な会場です。
そのため、入場時に列ができることがあります。スムーズに観戦を楽しむためにも、できるだけ早めに会場に到着し、時間に余裕を持って席に着いておくことをおすすめします。
ゼビオアリーナ仙台への行き方
ゼビオアリーナ仙台へのアクセス方法を、電車と自家用車に分けて紹介します。
電車での行き方
電車でゼビオアリーナ仙台に行く場合、最寄り駅は「JR長町駅」または「地下鉄南北線 長町駅」です。
どちらの駅からもアリーナまでは徒歩3〜5分程度です。駅構内にはゼビオアリーナ仙台の案内標識があるので、それに従って進むと迷わず到着できます。
自家用車での行き方
車で行く場合は、東北自動車道から仙台南部道路に入り、「仙台南IC」で降りてください。その後、国道286号線を「長町南」方面へ進みます。「長町南」交差点を過ぎたら右折して、ゼビオアリーナ仙台を目指してください。
アリーナ周辺には複数の駐車場があるので、車を停める場所には困りません。ただし、イベントがある日は周辺道路が混雑するので、早めに出発することをおすすめします。
ゼビオアリーナ仙台周辺のホテル
ゼビオアリーナ仙台の周辺には、徒歩圏内で利用できるホテルは少ないです。
最も近いのは「ホテルルートイン仙台長町インター」ですが、ここに泊まるには車が必要でしょう。長町駅から仙台駅までは電車で約10分なので、仙台駅周辺のホテルに泊まるのが便利でしょう。
ゼビオアリーナ仙台周辺のコンビニ・飲食店
ゼビオアリーナ仙台の周辺には、飲食店がたくさんあります。
隣接する「khb東日本放送ぐりりスポーツパーク」内では、さまざまな種類のグルメを楽しめます。大人数での予約にも対応しているお店が多いので、イベントの前後に立ち寄るのにぴったりです。
また、JR長町駅の近くにはスーパーやコンビニもあるので、買い物にも困りません。
ゼビオアリーナ仙台でプロレスを見よう!
2021年に新日本プロレスが「NEW JAPAN CUP」を開催して以来、毎年のように主要興行がゼビオアリーナ仙台で行われるようになりました。
おそらく東北で最大規模のプロレス会場と言っていいでしょう。設備も新しいものが多く、特にリボンビジョンを活用した入場シーンは必見です。機会があれば、ぜひ訪れてみてください。