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プロレスの会場に特化した4コマ漫画を描いています。これまでの観戦経験を生かし、会場の雰囲気が伝わるよう漫画で紹介していきます。

阪神・淡路大震災にあいプロレスに行けなくなった話その8




プロレス観戦を題材にした漫画を描いています。

毎週水曜・土曜の8時に更新です。

ジンギスカン
ジンギスカン

この漫画の主人公。阪神・淡路大震災にあい、全日本プロレス大阪大会に行けなかった過去を持つ。

友人ヨッシー
友人ヨッシー

ジンギスカンの友人、一緒に大阪大会に行くはずだったが、自宅が全壊したため行けなくなった過去を持つ。

阪神・淡路大震災にあいプロレスに行けなくなった話8

プロレスを見るのは久しぶりでした。

観客はおおよそ200人くらいいたと思います。家族で近くの避難所から来た人たち、通りがかって足を止めた人たちなど、普段はプロレスを見ないであろう人が多かったようにおもいます。

しばらくすると、第一試合が始まりました。試合数やその日のカードはもちろん覚えていません。入場テーマがあったかどうかも覚えていません。とにかく、焼け野原と崩れた建物にプロレスのリングというミスマッチな状況の中、試合が始まりました。

それまでも、パチンコの駐車場や空き地でのプロレスの試合を見たことはありましたが、それとはまた雰囲気が違うように感じました。

印象に残っているのは、観客が皆楽しそうだったということです。たぶんプロレスを初めて観たという人も大勢いたように思います。それでも、選手たちの一挙手一投足に皆が沸いていました。

プロレスというのは、すごくパワーがあると感じました。

シリーズ 阪神・淡路大震災にあいプロレスに行けなくなった話