2024年4月にオープンした「横浜BUNTAI」について紹介します!
横浜BUNTAIは、「横浜文化体育館」の跡地に建てられた多目的ホールで、特にプロレスファンにとっては注目のスポットです。すでにたくさんの興行が開催予定となっています。
それでは、さっそく横浜BUNTAIの座席図、座席からの見え方、アクセスなどを紹介していきましょう。
横浜BUNTAIの座席図
横浜BUNTAIの座席は、アリーナ席と1階から3階までの指定席に分けられます。
アリーナ席はパイプ椅子が平らな床面に並べられ、1階から3階は固定の座席ですべて段差が付いています。
順番に、座席ごとの特徴を見ていきましょう。
アリーナ席
ロイヤルシート、プレミアムシート、特別リングサイドなどと呼ばれる座席です。
特徴は、リングに近いこと、そして平らな床面にパイプ椅子が置かれていることです。
リングがそばにあるため、プロレスの迫力を間近で感じられます。
ただし後方の席は、前に座る人に視界を遮られ、リングが見えにくくなります。おおよそ3列目までがおすすめです。それより後ろの席ではリングが見えにくくなることがあります。
チケットの価格は場所によって異なり、後方でも1万円以上することが多いです。前から何列目かによって価格が異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
アリーナ席の椅子
普通のパイプ椅子です。折りたたみ式の椅子よりはマシですが、あまり座り心地はよくありません。
横浜BUNTAIでの試合は、ほとんどの場合、3時間以上かかるので、長時間っていると少し座り心地が悪く感じるかもしれません。
長時間の観戦に備えて、時々席を立って伸びをしたり、休憩時間には周りを少し歩いてみたりすると良いでしょう。
体が固まるのを防ぎながら、試合の盛り上がりを最後まで楽しむことができます。興奮と緊張でいっぱいの試合を快適に楽しむための小さな工夫ですね。
1階指定席
アリーナスタンド席とも呼ばれる座席です。
ひな壇形式で設計されており、どの席からもリングがよく見える構造になっています。最前列はアリーナと同じフロアにあり、席が後方に行くほど少しずつ高くなるので、視界が遮られる心配が少ないです。
この席の特徴は、アリーナ席の後方よりも見やすい点が挙げられます。そのため、リングをしっかり見たい方には特におすすめです。
価格もアリーナ席の後方席と同じくらいで、大体1万円前後となっています。コストパフォーマンスを考えると、1階指定席は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
プロレスの熱戦を存分に楽しむためにも、自分にとって最適な座席を選んで、忘れられない体験をしてくださいね。
1階指定席の椅子
1階指定席には、手すりが設置されており、その手すりにはドリンクホルダーが付いています。
実際に座ってみると、椅子はクッションが効いていて快適ですが、手すりが短めで、肘を置くとドリンクに触れてしまうことがあります。この点が少し気になるかもしれません。
前の座席との段差は約30センチで、前の人の頭が視界を遮ることが少なく、リングが良く見えます。座席の快適性や視界の確保など、様々な要素を考慮して席を選ぶことが、イベントをより楽しむためのポイントとなるでしょう。
2階指定席
指定席、スタンド席と呼ばれる座席です。
2階からリングを見下ろす形で設置されているため、視界が開けていて見やすいのが特徴です。四方のロープも気にならないため、望遠レンズを使った写真撮影をする際には特におすすめの座席です。
距離はあるので、同時に選手の表情や動きを近くで見ることは難しくなります。
チケットの値段はだいたい1万円以下です。試合をゆっくり楽しむなら、ここがぴったりかもしれません。
2階指定席の椅子
1階と違って手すりは付いておりません。座席幅が広めで、ゆったりと座ることができます。
3階指定席
後方の座席です。
ここも1列ごとに段差が付いています。
リングからは少し距離がありますが、その分チケットは安く設定されています。試合をたくさん観たい方や、グッズやドリンクをたくさん買いたい方におすすめです。
横浜BUNTAIでは、後ろの席でもリングが遠く感じないのが特徴です。これは建物の設計に工夫があるのかもしれません。
3階指定席の椅子
2階と同じ椅子です。新しい施設だからか、全体的に座席の幅がゆったりしています。
ドリンクホルダー
指定席にはドリンクホルダーがついています。
ホルダーは手すりや足元についていることもあり、場所によっては使いづらいかもしれません。特に足元のホルダーは、ちょっと届きにくそうでした。
車椅子スペース
この会場はバリアフリーにもしっかり対応していて、車椅子の方も安心です。
エレベーターも完備されているので、階段が苦手な方でも楽に移動できますよ。
スウィートラウンジ
3階席には、ほかの席よりも豪華なVIPソファ席があります。
この席は周りが囲われていて、専用の出入り口もあります。後ろにはVIPカウンター席もあって、これらは主に関係者が使う席のようです。
ここからゆっくりと俯瞰的に見てもいいかも知れません。
横浜BUNTAIの注意点
それでは、横浜BUNTAIで試合を見るに当たり、注意しておきたい点を紹介していきます。
ステージの見にくい席がある
横浜BUNTAIのステージは横に広いです。
通常のレイアウトより、ステージに近い席が増えるのですが、ステージが死角となる席も増えてきます。
特にステージの両サイドは角度があるため、演出の一部が見えにくくなることがあります。選手が入場したり退場したりする際、ステージの奥が見えにくいので、座席を選ぶときはその点に注意しましょう。
手すりや階段でリングが見にくい
一部の座席から、リングが見えにくいように感じました。
このような座席は、空き席としていただけたら、ありがたいです。
自販機は観光地価格
会場内には自販機がたくさんあります。
ただし、やや観光地価格(高い)です。ペットボトルで300円、缶コーヒーで250円ほどです。この値段をどのように見るかは人それぞれ……。
ちなみに、BUNTAIの眼の前にはセブンイレブンがあります。
横浜BUNTAIの設備、売店など
次に横浜の設備、売店などを見ていきましょう。
売店
会場内数カ所に売店があります。
おもしろいのは地元の名産を売っていることです。横浜グルーヴィーラガー(横浜ビール)、尾島商店の濱吟焼豚弁当がありました。
ロビーにはテーブル席があり、会場内も飲食可能です。横浜BUNTAIに行くたび味わいたいです。
大型ビジョン
ステージには大型ビジョンが完備されています。炎の演出と合わせて、試合を盛り上げるでしょう。
トイレ
横浜BUNTAIは、新しく綺麗なトイレが完備されています。
特にうれしいのは、入口と出口の動線がしっかりと分かれていることで、トイレ付近での混雑が少なくスムーズに入ることができます。
ただし、トイレにはハンドドライヤーが設置されていないため、ハンカチを忘れずに持って行くと良いでしょう。
コインロッカー
いたるところにコインロッカーがあります。
遠征民など、大きな荷物を持ってくる人も多いでしょう。そんなときは、荷物を預けて、ゆったりと観戦してください。
横浜BUNTAI付近のコンビニ、飲食店
関内駅直近ですので飲食店はたくさんあります。
駅からですと、ファミリーマート横浜羽衣町店がありますし、開場前にはセブン-イレブン横浜羽衣町2丁目店があります。近くにはマルエツプチ関内店もあります。
試合後でも、食べるときがなくて困ることはないでしょう。
横浜BUNTAIの行き方、アクセス
公共交通機関と自家用車の2パターンを紹介しましょう。
公共交通機関で行く
まずは電車など、公共交通機関です。
JR京浜東北/根岸線「関内駅」
もっとも多く使われている行き方です。
関内駅南口から徒歩6分、駅前新横浜通りを少しだけ左手に歩き、モスバーガーとマクドナルドの大通りを右手に曲がり歩くとすぐに左側に見えてきます。このルートは分かりやすいので、道に迷うことはないでしょう。
横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」
伊勢佐木長者町駅からもアクセス可能です。
公式サイトによると徒歩4分なので、実は直近の駅のようです。1番出口から日の出川公園を抜けるとすぐに建物が見えてきます。多くの人が関内駅を利用するので、意外と歩きやすいかもしれません。
自家用車で行く
自家用車の場合は、首都高速神奈川1号線横羽線の横浜料金所で降りてください。
横浜BUNTAIに駐車場はあるようですが、一般客に開放されているかは分かりません。
開放されていない場合は周辺のパーキングを利用しますが、関内駅周辺なので駐車料金はそれなりです。
横浜BUNTAI周辺のホテル
横浜BUNTAI周辺には、ホテルがたくさんあります。
ただし、横浜スタジアムや横浜中華街が近いことから、すぐに満室となるようです。遠方から来場するときは、早めに予約をしておいたほうがいいでしょう。
ホテルコメント横浜関内
横浜BUNTAIのすぐ横(同じ敷地内)にあり、横浜BUNTAIとほぼ同時期にオープンしたホテルです。サウナ付き大浴場が付いていて、疲れた体を優しく癒やしてくれそうです。
うれしいのは、全室ミラーリング・キャスト機能が搭載されていることです。新日本プロレスワールドやレッスルユニバースをスマホから飛ばして、大画面で見ることができます。生観戦直後に、ホテルで追い視聴ができそうです。
レンブラントスタイル横浜関内
関内駅と横浜BUNTAIの間にあるホテルです。横浜文化体育館や横浜武道館に行ったことのある人なら、見かけたことはあるでしょう。
Tabist MAYUDAMA CABIN
これも横浜BUNTAIに近いホテルです。
カプセルとホステルが融合した新しいカタチのホテルで、全体的にリーズナブルです。
他にも魅力的なホテルがたくさんあるので、調べてみてください。
横浜BUNTAIでプロレスを見よう!
完成すると同時にプロレスの試合が目白押し。横浜BUNTAIはプロレスファンが待ち望んでいた横浜のプロレス聖地です。
きっとこのあと何回もここで名勝負が繰り広げられるでしょう。今のうちに行っておくことをオススメします。
住所 | 〒231-0032 横浜市中区不老町2-7-1 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
敷地面積 | 10,057.23 ㎡ |
収容人数 | 約5,000席 |
1階 | 可動観覧席1,340席/仮設席~1,240席 |
2階 | :固定観客席1,110席(車いす席7席含む) |
3階 | 固定観客席1,640席 SUITE 12席/ BOX 50席/招待者用(Mブロック57席/ プレミアムカウンター48席 |
管理運営 | 株式会社YOKOHAMA文体 |
ホームページ | https://yokohama-buntai.jp/ |