有明アリーナに行きました。
有明アリーナは東京都江東区にある屋内競技施設で、最大収容人数15,000人の大きな会場です。
今回は、有明アリーナの座席、席順、アクセスを紹介します。
有明アリーナの座席表(一例)
有明アリーナは収容人数15,000人ほどの大規模会場です。客席はアリーナやひな壇、2階~4階フロアからなる多重構造で、購入した座席によって見え方が大きく異なります。
有明アリーナの座席ごとの特徴
それでは、座席ごとに特徴と見え方を紹介していきます。
- アリーナ前方席
- アリーナ後方席
- ひな壇席
- 2階スタンド席
- 3階スタンド席
- 4階スタンド席
アリーナ前方席
広い有明アリーナでもっともリングに近い座席です。
その分チケット代も高く、前の方だと数万円もしますが、大迫力の試合を堪能できるでしょう。
特に前方の良席はファンクラブ販売だけで売り切れることがあるので、なるべく早めに買うことをおすすめします。
イベントによってはアリーナ席の中でも特に前方に特化した席(VIP席・ロイヤルシートなど)もあります。
アリーナ後方席
アリーナ席の中ほど、および後方の座席です。
アリーナ席は、有明アリーナで唯一フラットな床に椅子を並べる座席です。
そのため、前に座る人のサイズによっては、リングが見えにくいことがあります。真ん中より後ろだと、リングのどこかしらが見えにくくなることもあります。
やや運に左右される座席です。
ひな壇席
アリーナと2階席の間にある席です。
固定の座席ではなく、必要に応じて動かせる台の上に設置される座席で、イベントによっては設置されないときもあります。
アリーナ席より後ろですが、階段のような段差の上に設置されているので、リングまでの視界が開けて、とても見やすいです。
もし写真などを撮るのであれば、ひな壇からが一番撮りやすいと思います。
2階スタンド席
ここからは固定の座席です。
2階スタンド席は、ほぼ東西に集中している座席です。ひな壇のすぐ後ろから段差上に椅子が設置冴えています。
指定席の中でもっともリングに近い座席です。指定席はすべて段差上に座席が設置されているので、どこからでも見やすいです。
会場全体を見渡せます。
3階スタンド席
3階スタンド席は、南北のみに設置される座席です。ただし、北側に入場ゲートなどが設置された場合は南側のみになります。
必然的に正面側になります。
リングまでの距離はありますが、正面側にあたるため望遠レンズで撮影しやすいです。
4階スタンド席
4階スタンド席は東西のみに設置される座席です。
かなり上空に設置されるため、ビルの3、4階の高さからリングを見下ろすのと同じです。かなりリングまで距離があります。
そのぶん、チケット代はリーズナブルなので、グッズや食事代にお金を当てることができるでしょう。
ただし、高所が苦手な人には向かないかもしれません。
2階、3階、4階スタンド席について
有明アリーナのスタンド席の作りは少しだけ特殊です。2階の上に4階があり、3階が別の方角にあります。
文字だと、ちょっと何言ってるか分からないと思うので、詳しくは下図を見てください。
このように、3階席は2階席と4階席の間、つまり中2階のような構造で設置されています。そのため、2階席と4階席は東西にしか設置されておらず、3階席は南北にしか設置されていません。
ちなみに、角の座席から見ると、次のようになります。
車椅子スペース
有明アリーナには、車いす用のスペースも設けられています。
広々として使いやすそうです。
有明アリーナの設備
次に、有明アリーナの設備を紹介します。
座席、椅子
椅子は大きく分けて3種類です。アリーナ席の椅子、ひな壇席の椅子とスタンド席の椅子です。
アリーナ席の椅子
アリーナ席は普通のパイプ椅子が使われています。折りたたまないタイプですが、座り心地はあまりよくありません。
4~5時間を超えるイベントを見るには少しだけ心もとないので、適当に動いて体をほぐしながら見るようにしてください。
新しい会場は、このタイプの椅子が主流です。
ひな壇席の椅子
背もたれ付きの椅子です。ひな壇は簡易的な椅子が使われることが多いですが、有明アリーナの椅子はしっかりとした作りなので、ゆっくり座ることができます。
スタンド席の椅子
ここも背もたれ付きの椅子です。会場に備え付けの座席なので座りやすいです。長時間のイベントでもゆっくりと見ることができます。
ドリンクホルダー
スタンド全席にドリンクホルダーが付いています。
なんと、スタンド最前列にもドリンクホルダーが付いてます。これは地味にうれしいです。
大型ビジョン
リング上空に、四方に向いたビジョンがありました。ここに煽り動画などが流れます。
私はアリーナ席から見上げるように見ていたのですが、照明用のバトン(?)が、字幕に被って読みにくかったです。これは改善してほしいです。
トイレ
新しい会場のため、トイレの数が多いです。助かります。
感覚的には通路に出たらすぐにトイレがある感じでした。ありがたいのは、トイレ内の動線がしっかりしていることです。
入り口から出口までが一方通行になっているので、混雑しているときでも人が密集せずスムーズに流れます。これは他の会場も見習ってほしいです。
コインロッカー
会場内にコインロッカーがあります。
有明アリーナくらい大きな会場ですと、遠方から観戦に訪れる人も多いでしょう。いったん荷物を預けて、身軽になっての観戦が可能です。
ベビーケアルーム
プロレスの会場で、ベビーケアルームを見たのは初めてです。
小さなお子様を連れて観戦も可能です。ただし、試合当日も使用できるかは不明です。
有明アリーナの最寄り駅・アクセス
公共交通施設と自家用車の2パターンを紹介しましょう。
公共交通施設で行く
最初に、電車を使って有明アリーナに行く方法を紹介します。
新交通ゆりかもめ
最寄り駅は2つです。新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」と「有明テニスの森駅」です。
両駅とも徒歩約8分なので、どちらで降りても構いません。
もし豊洲駅からゆりかもめに乗るのであれば「新豊洲駅」のほうが近く、新橋駅からなら「有明テニスの森駅」のほうが近いです。
いずれも、駅に設置された案内図を見ると、有明アリーナが載っています。
というより、ゆりかもめに乗っているときから、アリーナが見えているので、迷うことはまずないでしょう。ほぼ一直線に歩けば着きます。
有明テニスの森駅から有明アリーナ
新豊洲駅から有明アリーナ
東京臨海高速鉄道りんかい線
りんかい線での最寄りは、「国際展示場駅」と「東雲駅」です。ただし徒歩約17分と少しだけ距離があります。
地図アプリなどを使って迷わないようにしてください。
自家用車で行く
有明アリーナには、専用の駐車場はないようです(関係者用はあり)。
そのため、自家用車の場合は周辺のパーキングを利用します。有明エリアのパーキングは30分でおおよそ300円から400円ほどです。有明アリーナでは4時間をこすイベントが多いので駐車料金も割高になりがちです。割引などを使って上手に利用してください。
有明アリーナ周辺のコンビニ、飲食店
有明アリーナ周辺の店舗を紹介します。
先に書きますが、周辺にはあまり店舗がありません。そのため、飲み物などは事前に購入したほうがいいでしょう。
有明アリーナ内売店
会場内にはいくつかの売店・自販機があります。
しかし、少しだけお高いです。
売店は、2階コンコース(エントランス付近・北東・南東・南西・北西)各1か所 計5か所 3階コンコース(南東・南西)計2か所、合計7か所にあるようです。
コンビニエンスストア
最寄りのコンビニは、ファミリーマート江東有明店です。しかし、微妙に遠く、テニスの森駅とは反対側にあるので、駅から有明アリーナを一度通り過ぎないと立ち寄れないので、使い勝手はよくありません。
次に最寄りのコンビニは、ローソン有明コロシアム前店です。こちらも立ち寄りやすくはないのですが、ディファ有明近くにあったコンビニということで、当時に通っていた人は多いかと思います。当時のディファ有明を知る人にとって、懐かしさを感じるコンビニです。
有明アリーナダイニング MOON RIVER
有明アリーナの敷地以内にあるカフェです。試合前に軽食なんていかがでしょう。テイクアウトして海辺で食べるのもおすすめです。
ショッピングモール「有明ガーデン」
有明アリーナ近くの大型ショッピングモールです。
リンク 有明ガーデン
ショップから、レストラン・カフェなど、おおよそなんでもそろっているはずです。有明アリーナに行くときは、ここに立ち寄って、ゆっくり食事でも楽しんでみてはいかがでしょう。
有明アリーナ周辺のホテル
有明アリーナ周辺は、東京オリンピックに合わせて作られた場所なので新しいホテルが多くあります。代表的なものを少しだけ紹介していきましょう。
ファーイーストビレッジホテル東京有明
有明テニスの森駅と有明アリーナの間にある新しいホテルです。有明アリーナから近いのですが、周囲に店はありません。とにかく、近くに泊まりたい人用です。
ホテル ヴィラフォンテーヌグランド東京有明
有明ガーデンの中にあるホテルです。天然温泉があるので、ゆっくりできそうです。
有明アリーナでプロレスを見よう!
有明アリーナについて、ひと通り見てきましたが、とても快適な会場だと思います。
当たり前ですが、新しい会場は綺麗です。プロレスを見るときは、そこに5~6時間以上滞在するのですが、きれいな会場のほうが満足度が高いですよね。会場が快適であるとプロレスの魅力も増します。
都心から距離はありますが、有明・お台場観光と合わせて楽しむことができる会場です。