北の聖地といえば、北海きたえーるです。
北海きたえーるは、北海道札幌市にある多目的施設で、新日本プロレス2月のビッグマッチやG1クライマックスなど、北海道におけるビッグマッチの会場として定着しています。
今回は、北海きたえーるの座席、アクセス、周辺施設を紹介します。
正式名称は、北海道立総合体育センターですが、ここではプロレスファンに広く親しまれている「北海きたえーる」という名前で統一します。
北海きたえーるの座席図
北海きたえーるは、8000人以上収容可能な大きな会場です。そのため、座席は細かくブロック分けされています。
会場図は一例です。時期によって詳細が変わります。
北海きたえーるは、座席前後の間隔が広く、足を伸ばしての観戦が可能です。
それでは、座席ごとに詳細を見ていきましょう。
ロイヤルシート(特別リングサイド)
最前付近の座席です。
リングから近いので、試合の熱がダイレクトに伝わってきます。チケット代金はそれなりですが、きっと迫力のある試合を堪能できるでしょう。
あまりにも近いため、場外乱闘、飛び技、鉄柵ホイップのときは、選手が飛び込んできます。スタッフの指示に従い、すぐに逃げられるよう準備をしておきましょう。
アリーナ席(リングサイド)
ロイヤルシートの後ろの座席です。
ハッキリ言って、ここは難しい座席です。なぜなら、全てフラットな床面に椅子が並べられているからです。
もし前に座っている人と身長差がある場合、かなりリングが見えにくくなるでしょう。もしかすると、ほとんど見えないなんてこともあり得ます。
前にどんな人が座るかは、当日になるまで分かりません。ややギャンブル性のある座席です。
ロイヤルシート・アリーナ席の椅子
いわゆるパイプ椅子です。座り心地は見てのとおりといったところでしょう。たまに選手に奪われ凶器として使用されることもあります。
アリーナ後方(ひな壇席)
アリーナ席の後ろの座席です。
後ろの方まで行くと、ひな壇が設けられていることがあります。ひな壇席は椅子の下に板を敷いて、周りよりも少し高くなっている座席のことを言います。
大会によって設置されないこともありますし、設置されたとしても高さが異なっていることがあるようです。
ひな壇一段の高さはだいたい20センチほどで、前の人の頭の上からリングを見ることができます。これがあるとないとで大違い!めちゃくちゃリングが見やすくなります。
個人的には、ロイヤルシートの後ろやアリーナ席よりは、ここの座席の方がおすすめします。
1階スタンド西BH席
1階スタンド西BH席は、櫓のような機材に設置された座席です。
ここは説明するより画像を見た方が分かりやすいでしょう。アリーナ席と1階席の中間に作られた場所で、中1階と言うべき座席でしょうか。
ひな壇と同じく階段状なので、ここも見やすいです。他の会場ではあまり見ない座席です。
ひな壇席、1階スタンド西BH席の椅子
映画館などで見られる座面を押し下げるタイプの椅子が使われています。
クッションがあるので座りやすいです。
ただし、4連なり5連なり、横列の椅子同士が繋がっています。なので、横に座っている人が動くと一緒に動きます。重低音ストンピングなんてされたときには、もう揺れまくります。
1階スタンド席
いわゆる、スタンド席です。
一段ごとに段差があり、その段差もかなりの高さです。リングが見えないなんてことはないでしょう。
この辺りまで来るとリングが遠く感じるようになりますが、そのぶんチケット代が安くなるので、致し方ありません。
また、北海きたえーるはアリーナ部分が縦長なので、場所によってはアリーナ席よりもリングに近いことだってあります。A1〜A2、B6〜B7、E1〜E5あたりのブロックはリングが近いです。
もし1階スタンドで観戦するなら、この辺りがおすすめです。
1階スタンド席の後ろには、車椅子席があります。
2階スタンド席
スタンド席の2階の座席です。
北海きたえーるでもっとも後方で、もっとも安価な座席です。リングまでの距離はかなりありますが、値段を考えると仕方ないでしょう。
試合の詳細はテレビやネットで見るから、とりあえず会場の雰囲気を楽しみたい場合におすすめです。
また、ここも場所によって、リングまでの距離が変わります。I1〜I5、L1〜L5辺りなら比較的近いです。
スタンド席の椅子
アリーナと同じく、座面を押し下げるタイプの椅子が使われています。
ただし、スタンドは常設された椅子なので、横の人につられて椅子が動くなんてことはありません。
椅子の座り心地だけで見ると、スタンド席が一番です。
北海きたえーるの最寄り駅・アクセス
次に、北海きたえーるまでの行き方を紹介します。
電車でのアクセス
北海きたえーるの最寄り駅は、地下鉄・東豊線「豊平公園駅」です。
豊平公園駅は、さっぽろ駅から4駅8分、豊水すすきの駅から2駅4分です。
さらに、豊平公園駅から北海きたえーるまでは、地下道直結なので、暑い日寒い日、雨の日雪の日でも問題なく会場に行くことができます。
雪の多い札幌で、駅から地下道直結は嬉しいです。
自家用車でのアクセス
駐車場はありますが、イベント開催時は、許可された車両しか駐車できないことがあります。
公式サイトをよく見て、駐車場の利用が不可の場合は高校交通機関を使用するようにしてください。
新千歳空港へのアクセス
札幌駅近くの「新千歳空港」は、フルサービスキャリア、LCCのなど多くの航空会社が乗り入れています。
時期によっては、格安な航空券を取り扱っていることもあります。出発前に調べてみてください。
リンク エアトリで航空券を調べる
北海きたえーるの飲み物・食べ物
プロレス観戦には、飲食物が欠かせないという人も多いでしょう。近隣でのショップを紹介します。
館内売店
館内には「YELL CAFE(エール カフェ)」というカフェがあります。
カフェではありますが、ジンギスカンやスープカレーなどがあります。
食べログ エールカフェ
臨時売店
団体によって、臨時の売店を出すこともあります。アメリカンドック、からあげ棒などが売っていました。
コンビニエンスストア
北海きたえーるの前には、北海道を拠点とする「セイコーマート」があります。一度地上に出ますが、品揃えは豊富です。
北海きたえーるホテル情報
北海きたえーる周辺に、ホテルはほぼありません。
なので、札幌駅周辺、もしくはすすきの駅周辺でホテルをとることになります。アクセスで説明したとおり、交通の便は良いので、ホテルが取れなくて困ることはないでしょう。
特に便利なのは「豊水すすき駅」周辺です。
この駅の地下道周辺のホテルですと、ほぼ屋外を歩くことなく北海きたえーるに着きます。試合終了後に繁華街すすきので飲んでも、ホテルまで歩いて帰れます。
楽天トラベル 札幌のホテルを調べる
北海きたえーるでプロレスを見よう!
何かが起こる札幌の会場として認知されてきつつある「北海きたえーる」。一度は行ってみたいという人も多いでしょう。
北海道の玄関口、新千歳空港から札幌駅までは約1時間、札幌駅から北海きたえーるまでは約30分。このように書くと、身近に感じる人も多いのではないでしょうか。LCCを使うと、意外と安くチケットを取れます。
札幌観光も兼ねて、北海きたえーるでプロレス観戦なんていかがでしょう。