プロレス界、最大のイベントといえば、新日本プロレスの東京ドーム大会です。
雨が降ろうが雪が降ろうが平日だろうが、とりあえず新日本プロレスの東京ドーム大会だけは行くという人も多いでしょう。
そこで今回は、東京ドームの座種、座席、アクセスを紹介いたします。
東京ドーム会場全体図
東京ドームでは、およそ次のように座席が分けられています。
- ロイヤルシート
- アリーナA席
- アリーナB席
- 1階スタンド席
- 1階バルコニースタンド席
- 2階スタンド席A
- 2階スタンド席B
東京ドームの座席解説
それでは、座席ごとに、見え方と特徴を見ていきましょう。
ロイヤルシート
広い東京ドームの、1~10列目という、とんでもなく贅沢な座席です。
ロイヤルシートは、試合中、ずっと座っていた椅子を持ち帰られるという特典が付いています。椅子はもちろん、東京ドーム大会特製のパイプ椅子で、試合後にそのまま持って帰ることができます。
広い東京ドームの中でも、なかなか手に入らない最上級のグレートな座席です。
運よくゲットできた方は、心行くまでプロレスを堪能してください。
アリーナA
「アリーナA」席は、前方から11~20列目の座席で、東京ドームのグラウンド部分に位置します。
ロイヤルとは言いませんが、それでも広い東京ドームのおもいっきり前の方の座席です。多くのプロレスファンが羨むことでしょう。
東京ドームでは、遠方から駆けつけるというファンも多いです。せっかく遠方から東京までプロレス観戦しにきて、リングから遠い座席ですと少し悲しいですよね。
一度はこのあたりで東京ドーム大会を見てみたい。はっきり言っておすすめの座席です。。
アリーナB
「アリーナB」席は21列目以降の座席で、こちらも、東京ドームのグラウンド部分に位置する座席です。
このあたりまで来ると、前に座る人の座高により、やや見えにくいことがあります。後ろの方ですと、前の人の頭で視界が遮られ、ほぼリングが見えないということもなきにしもあらずです。
でも、東京ドーム大会を、グラウンド部分から観るのはプロレスファンにとって最高の贅沢です。東京ドームの空気感を体感したい方におすすめの座席です。
台上席
アリーナ席(グラウンド)の最後列の座席です。
この席の特徴は、台上席という名前の通りちょっとした台の上に座席が設置されています。なので、他の席よりも少しだけ見晴らしが良くなっています。
ただし、本当にほんの少しだけしか高くなっていないので、過度な期待は禁物です。ちょっとだけ見やすいと考えていてください。
花道付近
東京ドームでは、バックスクリーン下からリングサイドまで、花道と呼ばれる選手の入場ゲートが設置されるのが恒例です。
花道が設置されるのは北側の座席。入場する選手、そして勝利して引き上げる選手を間近で見たいのであれば、北側アリーナ席の確保は必須です。
1Fスタンド
東京ドームの通常の客席です。
スタンド席はアリーナ席と違い、全ての席に段差が付いているため、視界を遮られることなくプロレス観戦を楽しめます。
ただし、座席は前後左右共に狭めに作られているので、大柄な人はやや窮屈に感じるかもしれません。気になる場合は、通路付近の席を確保しておいたほうが良いでしょう。
また、正面にあたる南側では、他より座り心地の良い椅子が設置されています。これは、野球でいうバックネットシートという座席で、少しリッチな気分で観戦できます。
1Fスタンド席の椅子
東京ドームでは、野球場らしく背もたれが跳ね上がる椅子が使用されています。
座り心地はまぁまぁ、見ての通りプラスチックなので長時間座っていると腰が痛くなります。ドリンクホルダーはおそらく全シートに設置されているかと思います。
バルコニーシート
1Fスタンドと2Fスタンドの中間フロアにある座席です。
どこの座席でも角度によって見えにくい場所というのがありますが、バルコニースタンドからはかなりの場所を見渡すことができます。
かなりのレア席で、すぐに売り切れてしまう人気の座席です。
バルコニースタンド席の椅子
バルコニースタンド席では、他とは違う椅子が用意されています。
通常のスタンド席に比べて、前後左右に広く背もたれも高いゆったりとしたシートに座って観戦できます。
2FスタンドA
東京ドームは座席が複数階構造になっており、その2階部分を指すのが2Fスタンド席です。
そこの、1列~10列目に位置するのが「スタンドA席」です。
スタンド席はすべて階段状に椅子が設置されているので、前の人が邪魔で見えにくいなんてことはないでしょう。ゆっくりプロレスを楽しめる座席です。
2FスタンドB
「スタンドB」席は、2階のスタンド席の10列目以降、東京ドームでもっとも後ろの座席です。
後ろの方ではありますが、実際のところ東京ドームでは、アリーナB席以降はどこで見てもだいたい同じような感じに見えます。それならば、安いアリーナB席を買って、ライブ感を楽しむのもいいでしょう。
そのぶん、グッズを買ったり、飲食を贅沢にしたりできます。双眼鏡を持っておいてもいいかもしれません。
2Fスタンド席の椅子
1Fと同じく、背もたれが跳ね上がる椅子が使用されています。
座りご心地も同じでまぁまぁ、長時間座っていると腰が痛くなります。ドリンクホルダーもあります。
東京ドームの最寄り駅、アクセス
東京ドームは東京23区の中心地、文京区に位置します。
交通の便もよく様々な電車が乗り入れています。
電車利用の場合
- JR総武線「水道橋駅」
- 都営三田線「水道橋駅」
- 東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」
- 都営大江戸線「春日駅」
主要な電車の駅だけでもこの通り、これに都営バスを加えるとさらに選択肢は増えてきます。
とはいえ、最も多くの人が利用するのはJR総武線の「水道橋駅」でしょう。ここでは、JR総武線「水道橋駅」からのアクセスをご紹介いたします。
JR総武線の「水道橋駅」は東西2つ改札口が設けられており、東京ドームの最寄は西口です。新宿方面から乗ってきたのなら後方側、秋葉原方面から来たのなら前方側から降りると、スムーズに出口に着きます。
駅の階段を降り、改札口から右側を出ると、前方に大きな橋が見えてきます。この橋を渡ると、すぐに東京ドームシティです。
このころには前方の大きな建物が見えてくることでしょう。それが「東京ドーム」です。
自家用車利用の場合
東京ドームには駐車場があります。
ただし、ドームでイベントをするときは、めちゃくちゃ混んでいます。よく、ドームの周囲を囲むように駐車場の列が連なっているのを見ます。
リンク 東京ドーム駐車場・駐輪場のご案内
周辺にもたくさんのパーキングがありますが、だいたい30分ごとに440円ほどかかります。仮に5時間とめると4,400円になります。電車での交通費と比較して、検討する必要があるでしょう。
リンク タイムズパーキング(ドーム周辺)
また、東京ドームホテルに宿泊すると、リーズナブル&優先的に車を停めることができます。お得情報です。
リンク 東京ドームホテル
コインロッカーの場所
東京ドームの座席は狭いです。なので、大きな荷物はできるだけコインロッカーに入れておきたい。なので、コインロッカーの場所をリンクしておきます。
数万人が入るわりに、ロッカーの数はめちゃくちゃ少ないです。なるべく早めに確保しておくことをおすすめします。
もちろん、コインロッカーは、東京ドームの中にもあります。
ただし、上記のコインロッカーの場所の画像は、かなりのうろ覚え。この辺にあったなーって記憶で書いていますので正確ではありません、あしからず。
ほとんどが300円の小さいサイズ。25ゲート付近には、4個くらい大きなサイズのロッカーがあったと思います。
ただし、パイプ椅子は公共の交通機関で持って帰るにはあまりに目立ちすぎる代物です。持って帰るときは、自家用車やタクシーなどを用意しておいたほうが良いでしょう。
東京ドームの飲み物・食べ物
東京ドーム周辺には、いたるところに飲食店があるので、飲食に困ることはありません。とくに水道橋周辺は居酒屋をはじめとする飲食店がズラッと並んでいます。
イッテンヨン東京ドーム大会の終了後は、店内でプロレスのビデオを流して迎えてくれることでしょう。
また、コンビニエンスストアやスーパーも下記のように無数にあります。
- 水道橋西口のファミリーマート
- 水道橋西口から東京ドームの途中にあるローソン
- 水道橋東口のファミリーマート
- 水道橋東口から東京ドームの途中にあるセブンイレブン
- 後楽園駅ビルの生活彩家
- ラクーア内の成城石井
この中で最も品揃えが良いのは、ラクーアの中にある成城石井です。
成城石井は高級価格帯のスーパーではありますが、数少ないビッグマッチは贅沢に飲食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただし、東京ドームではビンやカンの持ち込みは厳禁です。持ち込むときは、入り口で紙コップに移し変えるよう指示さえるので、速やかに従うようにしましょう。
※新型コロナ感染症の拡大防止のため、2021年は飲食物の持ち込みに制限があります。
東京ドーム内ショップ
東京ドーム内のショップには、ドリンクやフードだけでなく、各種グッズも売っています。外の売店で買えなかった人、試合を見ていてグッズが欲しくなった方は利用してください。
ただし、全種類は揃っていなさそうです。
東京ドーム周辺のプロレスショップ
東京ドーム周辺には、いつくものプロレスショップがあります。試合の前後にショップに寄って、グッズを購入するのもプロレスの醍醐味です。
試合のある日は、同じプロレス仲間が多く集っているので、行くだけでも楽しいはずです。
東京ドーム周辺ホテル事情
プロレスのみならず、東京ドームは他のスポーツにしてもライブにしてもビッグイベントが数多く行なわれる会場のため、周辺の宿泊施設は非常に充実しています。
しかし、数万人規模の観客が集まる東京ドーム大会では、早めにホテルの予約をしておいたほうが間違いがないでしょう。
代表的なホテルとしては下記のとおりです。
東京ドームホテル
東京ドームに負けず劣らず目立つ建物。それが東京ドームホテルです。
名前で分かるように東京ドームと同じく、株式会社東京ドームが運営するホテルで、この周辺では最も高級なホテルです。
東京ドームホテルに宿泊して、東京ドームでプロレス観戦。間違いなく全プロレスファンが一度はやってみたいプロレスフルコースです。
the b 水道橋(ザビー すいどうばし)
東京ドームの東側にあるホテルです。このあたりは、たくさんのホテルがあり、いろんなタイプのホテルを選べます。中には登録有形文化財に指定された旅館なんかもあり、泊まるだけでも楽しめます。
有名プロレス・ユーチューバーさんが宿泊したホテルでもあります。
リンク パハロンのRoad to WK14東京ドーム1 パハロン東京へ行く!
大浴場が付いているようです。
東横イン後楽園文京区役所前
東京ドームの北側に位置するホテルで、最寄り駅が後楽園駅のホテルです。
観戦前後に、池袋方面に用事があるのであれば、こちらを利用した方が便利です。全国的にも有名なホテルなので、何かと安心できますね。
その他のホテル
大きなイベントとが行われる東京ドームですが、意外と近くにホテルがありません。おそらく、新宿や池袋などの周辺地域に移動して泊まっているからだと思います。
でも、連戦などをするときは、できるだけ近くでホテルを探したいですよね。早めの予約をおすすめします。
東京ドームでプロレスを見よう!
2024年1月4日も、新日本プロレスのイッテンヨンが開催されます!良い席はお早めに。
もっともっと、プロレスを広い東京ドームで見たいです。