新日本プロレスの、どんたく大会から会場紹介をお届けします。
当サイトのメイン企画、会場紹介シリーズ。
今回紹介するのは、福岡は博多「福岡国際セン ター」です。九州の玄関口ともいうべき「博多駅」から近く、プロレス以外のイベントも行 われている会場です。
今回は、福岡国際センターの「座席・席順・アクセス」を紹介します。
福岡国際センター、全体図
福岡国際センターでは、おおよそ下記のような座席が設定されています。
- 特別リングサイド席
- リングサイド席
- 1階ひな壇席
- 2階指定席
- 3階指定席
福岡国際センター、座席ごとの特徴
次に、座席ごとの見え方と特徴を紹介しましょう。
特別リングサイド席
リングを中心に、最前付近の座席を指します。
言うまでもありませんが、もっとも見やすく値段の高い座席です。
福岡国際センターは、タイトルマッチなど主要なカードが組まれることが多く、最前付近の席は前売り段階で売り切れてしまうことも多い人気席です。
ほんとに近いです。
最前列はほぼファンクラブ枠で完売します。観戦が決まっているならば、早めにチケットを買っておきましょう。
リングサイド席
特別リングサイド席の後ろの座席を指します。
距離はやや離れますが、それでも臨場感は抜群です。ただし、あまりに臨場感がありすぎるため、場外戦に巻き込まれるかも。観戦するときは、いつでも逃げられるよう準備しておいてください。
また、花道側の方角は、入退場の選手を間近で見ることができます。ちょっとだけ得した気分になります。
ただし、フラットな床に椅子を並べるのが欠点。前方に座高の高い人が座ると視線を遮られてしまい、リングが見えにくくなってしまいます。
座席は選べても、前に座る人は選べません。やや運頼みの座席です。
1階ひな壇席
ひな壇と呼ばれる台に並べられた座席です。
1階の後方なので距離はありますが、階段状に席が設置されているので、めちゃくちゃ見やすいです。
これは個人的な見解ですが、リングサイド席の後方を買うなら、ひな壇席を買ったほうが絶対にお得です。それくらい階段状のひな壇席は見やすいです。
ひな壇注意点
ただし、福岡国際センターのひな壇席は一つだけ注意すべき点があります。
それは、一段ごと階段状になっていないことです。
どういうことでしょう?詳しくは、下の画像を見てください。
福岡国際センターの座席は、1列ごとに段差があるのではなく、2列ごとに段差が設けられています。
そのため、同じひな壇の後列側ですと、前の席と同じ高さになり、視線が遮られてしまうのです。
これを避けるには、事前に列番号をしっかり見ておくことです。基本的にA列、C列、E列や1列、3列、5列など、奇数の列番号を選ぶことをおすすめします。ただし絶対ではありません。もし違っていても、当サイトでは責任を取れませんのでご了承ください。また、ひな壇自体がないこともあります。
1階席の椅子
プロレス観戦で意外と重要なのが、椅子の形状です。プロレスは通常3~4時間ほど椅子に座って観戦します。座る椅子も重要なのです。
福岡国際センターではリングサイド席、ひな壇席ともに同じ椅子が使われています。
折りたためないタイプで、背もたれが着いています。パイプ椅子より座り心地が良いはずです。ただし、クッションはほぼ効いていないので、適度に体を動かしながら試合を見るようにしましょう。
ちなみに、どの座席もドリンクホルダーが付いていません。
2階指定席
2階はすべて固定の座席です。
福岡国際センターはアリーナがほぼ正方形なので、東西南北どの席を選んでも、リングからの距離は変わりません。
また1列ごとに段差が付いているので、視線を遮られることなくリングを見られるでしょう。
試合に集中できる座席です。
2階席の椅子
2階席の椅子は、ただの一枚の板でできています。後楽園ホールの東西北のリングサイド席、大田区体育館のひな壇席と同じものです。
見ての通りクッションはまったく効いておらず、長時間座っていると腰が痛くなります。また、場所によっては微妙に隙間が空いていて、スマホなどを落とす恐れがあります。
なぜこのような構造になっているかというと、福岡国際センターでは2階が収納式になっているからです。
試合は見やすいですが、ちょっと座り心地の悪い席と覚えておいてください。
3階指定席
最も後方の座席です。
見ての通りリングから遠いですが、そのぶんチケット代が安いです。
2階席と同じく、列ごとに段差がついているので試合を見るのに支障はありません。リングを俯瞰的に見たい人におすすめです。
3階席の椅子
3階席は、固定のプラスチックの椅子が使われています。
手すりはなく、ドリンクホルダーも付いていませんが、一席ごとに独立しているため、自由に座ることができます。
福岡国際センター周辺の飲食店
福岡国際センターは中心部から少し離れた海岸沿いにあるので、繁華街はありません。
「ベイサイドプレイス博多」という商業施設の中に、いくつかレストランがあるので、そこで食事をしましょう。
ただし、近隣のイベント会場「マリンメッセ福岡」や「福岡国際会議場」でライブなどが重なっているとめちゃくちゃ混み合います。
事前に博多や天神で、食事を済ませておくことをおすすめします。
トイレ・喫煙事情
福岡国際センターのトイレは、1階と2階に男女ひとつずつあります。試合前、休憩時間、試合の合間は混雑するので、早めに済ませておきましょう。
喫煙所は会場外にあります。
福岡国際センター周辺のホテル
最初に書いたとおり、福岡国際センター周辺にはイベント会場が集まっています。そのため、繁華街から離れているわりに近隣にいくつかのホテルがあります。
ただし、イベントが重なった場合はすぐに満室になりますので、早めに予約しておきましょう。
福岡サンパレスホテル
福岡国際センター、すぐ横のホテル兼イベント会場です。
白いタワーが目印で最上階は展望レストランになっています。
プロレスの試合見て、ほぼ直結でホテルとレストランが隣接しているという最高の環境です。まっさきに予約したいホテルです。
ホテル博多プレイス
福岡国際センター向かいにある、全170室の大きなホテルです。
2DAYSの場合、間の日はここに泊まれば、時間に余裕ができます。
オリエンタルホテル福岡
2019年4月にできたばかりの新しいホテルです。
博多駅の新幹線口から直結なので、すぐに荷物を預けることができます。
また、ホテルの裏側には、有名プロレスショップ「赤の魂」があります。かならず立ち寄ってください。
福岡国際センターの最寄り駅・アクセス
福岡国際センターは、最寄り駅がめちゃくちゃ遠いです。
直近の「呉服駅」から歩いても15分以上かかります。さらに「呉服駅」は「博多駅」からだと地下鉄を乗り換えなければいけません。
そのため、必然的にバスという選択になりますが、慣れていないとバスはちょっと分かりにくいはずです。
そこで今回は、福岡国際センターまでの路線バスの乗り方を紹介します。
「博多駅」から
まずはJR「博多駅」からの乗り方です。
駅西側の「博多口」から出ましょう。博多口は建物が新しく、とても賑わっています。
目の前にバスロータリーがあるので、横断歩道、もしくは地下道を通って向かいの通りに渡りましょう。
「西日本シティ銀行」という茶色のビルはあり、ビルの目の前にバス乗り場があります。行き先が「国際会議場・マリンメッセ博多港国際ターミナル方面」と書いています。
乗るべきバスは「BRT」「88」「99」の3つのどれか。どれを乗っても福岡国際センターに行きます。
- BRT、88行き→「国際会議場・サンパレス前」で降りる
- 99→「国際センター・サンパレス前」で降りる
気になるのは「BRT」。これは福岡都心循環BRTのことで、下記の写真のように2台がつながったようなバスを指します。
バスは後ろから乗って前から降ります。乗るときの降りるときに、nimoca(スイカ、イコカ、スゴカ)などの交通系ICカードでタッチしてください。ない場合は整理券を取って、降りるときに現金で精算です。
乗車時間は約15分です。
「天神駅」から
バスは、天神駅からも出ています。バス停は「天神ソラリア」という商業施設の前にあります。
「BRT」「80」のどちらかに乗ってください。
- BRT、80行き→「福岡国際センター」で降りる
乗り方は博多駅からと同じで、後ろから乗って前から降り、交通系IC乗車券が使用可能です。
天神駅から福岡国際センターまでは約10分です。
臨時バス
福岡国際センター周辺で人気アーティストがライブを行うときは、いつもよりバスが込み合います。
でも、臨時バスがバンバン出るので、それほど時間はかかりません。臨時バスだと、途中のバス停で停まらず「福岡国際センター」まで行ってくれるので便利かも。
私が行ったときは、マリンメッセでケツメイシ、サンパレスでユニコーンがライブを行っていました。ですが、ほとんど並ぶことなくバスに乗れました。ご参考ください。
飛行機を使う
福岡は空港のアクセスが便利です。
通常、空港というと街の中心地から離れていますが、福岡空港は「博多駅」から2駅約6分の場所にあります。東京など遠方からですと、新幹線よりも飛行機を使ったほうが圧倒的に早く付きます。
また、福岡空港はLCC便が多く、格安チケットも多く出ています。検索すると、意外と安く行けることもありますので、試してみてください。
福岡でプロレスを見よう!
福岡国際センターについて紹介しました。福岡は新日本プロレスがGWに「博多どんたく」、ドラゴンゲートが「ファイナルゲート」を定期的に行う人気会場です。
とんこつラーメン、餃子、モツ鍋、明太子など、名物もたくさんあります。興味のある方は、一度伺ってみてください。